古都 京都へ行く。その1(金閣寺~龍安寺編)
年度末も近づき業務の工期が迫るなか、「公園施設長寿命化計画策定に関する講習会」が京都で行われるので参加してきました。
また、なかなか京都まで行く機会がないので、京都の庭園も視察してきました。今回は視察してきた京都の庭園や寺院の紹介をします。
☆金閣寺
正式には鹿苑寺と称する臨済宗相国寺派の寺院で室町幕府第3代将軍・足利義満の別荘だったものを、その死後、禅寺として改めたものと言われています。
黄金が見事な舎利殿(金閣)を中心とした庭園や建物は、極楽浄土を表現しているそうです。
舎利殿(金閣) なんとか鏡湖池に「逆さ金閣」を撮ることができました。

まさしく黄金でした!

「銀河泉」 義満がお茶の水に使ったと伝えられています。横には手を清めた「厳下水」がありました。

「金閣寺垣」 特色としては、胴縁を用いずに柱間に低い立て子を一列に配して、上に特に太い半割竹の玉縁(たまぶち)を掛けていることです。

金閣寺を出て龍安寺に行こうと思い、バスで行くか徒歩で行くか迷っていたところ目に入ってきたのが下の写真

地元の人は、“きぬかけの道”と呼ぶ道路端部の石積と生垣はとても手入れが行き届いており、これを見ながら歩こう!と、決めました。
寺院や庭園だけでなく、地域住民が協力して景観の調和に携わっている場所はとても気持ちの良い空間でした。
☆龍安寺
徳大寺家の別荘だったものを、1450年に細川勝元が譲り受けて寺地とし、創建されたものです。龍安寺と言えば、方丈の前庭にある枯山水の石庭として著名です。
山門

「石庭」

東西25m、南北10mの空間に白砂を敷き詰め、15個の石を配したものです。どの方向から見ても15個の石を一度に見ることができないと言われていますが、この後、衝撃の事実が?!
石庭などを詳しくガイドする方々がいらっしゃったのですが、聞き耳を立てて話を聞いてみると、実はある場所から石庭を見た時には、15個の石が全て見えると話しています。これはぜひ知りたい!と思い、さり気なくガイドさんの横に行き話しを聞いていました。

上の写真に映っているベージュの服の女性の約1m右側に立って石庭を見渡すと15個の石が全て見ることができます!
ガイドさんが居なくなった後、私も試してみると本当に全ての石を一度に見ることができました。
ちなみに、全て見ることのできる場所の横は、座敷となっているのですが、そこからも見ることができるらしくその場所を、「旦那の間」と言って、特等席扱いだったそうです。
「つくばいと侘助椿」

銭形のつくばいに記されている文字を中央の口を共用すると“吾唯足知”と成り、禅の格言を謎解きに図案化された無言の悟道であるそうです。水戸光圀の寄進と言われています。

侘助椿(わびすけつばき)と言われ、豊臣秀吉が賞讃したと伝えられている日本最古の椿だそうです。
今回はここまでとし、近々にその2(仁和寺編)をアップします。(太田)
また、なかなか京都まで行く機会がないので、京都の庭園も視察してきました。今回は視察してきた京都の庭園や寺院の紹介をします。
☆金閣寺
正式には鹿苑寺と称する臨済宗相国寺派の寺院で室町幕府第3代将軍・足利義満の別荘だったものを、その死後、禅寺として改めたものと言われています。
黄金が見事な舎利殿(金閣)を中心とした庭園や建物は、極楽浄土を表現しているそうです。
舎利殿(金閣) なんとか鏡湖池に「逆さ金閣」を撮ることができました。

まさしく黄金でした!

「銀河泉」 義満がお茶の水に使ったと伝えられています。横には手を清めた「厳下水」がありました。

「金閣寺垣」 特色としては、胴縁を用いずに柱間に低い立て子を一列に配して、上に特に太い半割竹の玉縁(たまぶち)を掛けていることです。

金閣寺を出て龍安寺に行こうと思い、バスで行くか徒歩で行くか迷っていたところ目に入ってきたのが下の写真

地元の人は、“きぬかけの道”と呼ぶ道路端部の石積と生垣はとても手入れが行き届いており、これを見ながら歩こう!と、決めました。
寺院や庭園だけでなく、地域住民が協力して景観の調和に携わっている場所はとても気持ちの良い空間でした。
☆龍安寺
徳大寺家の別荘だったものを、1450年に細川勝元が譲り受けて寺地とし、創建されたものです。龍安寺と言えば、方丈の前庭にある枯山水の石庭として著名です。
山門

「石庭」

東西25m、南北10mの空間に白砂を敷き詰め、15個の石を配したものです。どの方向から見ても15個の石を一度に見ることができないと言われていますが、この後、衝撃の事実が?!
石庭などを詳しくガイドする方々がいらっしゃったのですが、聞き耳を立てて話を聞いてみると、実はある場所から石庭を見た時には、15個の石が全て見えると話しています。これはぜひ知りたい!と思い、さり気なくガイドさんの横に行き話しを聞いていました。

上の写真に映っているベージュの服の女性の約1m右側に立って石庭を見渡すと15個の石が全て見ることができます!
ガイドさんが居なくなった後、私も試してみると本当に全ての石を一度に見ることができました。
ちなみに、全て見ることのできる場所の横は、座敷となっているのですが、そこからも見ることができるらしくその場所を、「旦那の間」と言って、特等席扱いだったそうです。
「つくばいと侘助椿」

銭形のつくばいに記されている文字を中央の口を共用すると“吾唯足知”と成り、禅の格言を謎解きに図案化された無言の悟道であるそうです。水戸光圀の寄進と言われています。

侘助椿(わびすけつばき)と言われ、豊臣秀吉が賞讃したと伝えられている日本最古の椿だそうです。
今回はここまでとし、近々にその2(仁和寺編)をアップします。(太田)
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